第2回 ヤンチャな一面もマダムに人気。猫店長代理のカイザーくん(喫茶店「ディー・カッツェ」)

アイドル店員や名物親父、看板犬猫、etc…新宿〜四谷には個性あふれるキャラクターがいっぱい!
そんな愛すべき地元のキャラたちを公式記者が発掘して推薦!!
第2回の今回は、ギョエン界隈では有名な、猫が店長の喫茶店「ディー・カッツェ」のカイザーくん。

 

“コーヒー 紅茶 そして猫店長。”ーーそんな素敵な誘い文句につられて、紅茶が美味しい喫茶店「ディー・カッツェ」(東京都新宿区新宿1–19–8サンモール第7 2階)のドアを開けたのは、ちょうどJGが創刊になった頃。以来、紅茶のバリエーションの多さや、昼のピーク時を過ぎると比較的すいているところ、喫煙可なんかが気に入り、たまに打ち合わせや休憩の際に利用させていただいている。なによりも店長はじめスタッフの接客が良い。昼間の忙しい時間帯には、部屋の角のテーブルの下で音も立てずにじっと寝そべり、無駄に客に話しかけることはしない。夕刻頃からは、お客さんの足もとまで来て様子を伺ったり、調子がいい日は向いの椅子に座ったりして、“接客”をする。自分の役割や立場をわきまえ、お客さんをどう楽しませるかをちゃんと知っている感じ。ふさふさの長い毛と、まんまるの大きな瞳、立派なしっぽ……、全員器量良しで、見ているだけで癒される。聞けば、家族とのこと、どうりでみんな雰囲気が似ている。
毎日店に出ているのは、お父さんそっくりの息子、店長代理のカイザーくん(ちなみに、私は彼のことを長年店長だと思い込んでいた)。店長は、お父さんのケーニッヒくんなのだ。もともと店にはケーニッヒくんと、お母さんのクイーンちゃんが出ていたそうで、それから二匹の間に生まれた、王女ちゃんとカイザーくんが店にでるようになった。なかでもカイザーくんは人懐っこく、接客業に向いていたため、店長代理を務めるまでに。店長代理ともなると、ビシっとした装いを、と言わんばかりに、鈴付きのシャレた首輪を得意気にはめているが、これは、逃亡癖があるカイザーくんの居所がすぐにわかるようにするため。そんな自由気ままでヤンチャな一面(たまに“ドヤ顔”までするそう)も、猫好きのマダムたちにはたまらないようで、カイザーくん目当てで通いつめるファンも多いとか。
ちなみに、雨が降らなければ、平日は店にはカイザーくんの他もう1匹、そして土日は猫店長一家4匹がそろって出勤する。彼らに会いたい人はぜひ。

 

 

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