以前、『JG』の誌面やユーストリームに登場いただいた女優・國武綾さんの出演映画『サッドティー』が新宿のケイズシネマで公開されるということで、10月31日（木）の初日舞台挨拶に行ってきました。
『サッドティー』は、「ちゃんと好きって、どういうこと？」をテーマに、さまざまな男女の恋愛を数珠つなぎで描いた、笑いあり切なさありの作品。海外進出を狙う日本インディペンデント映画として、本年度の「第26回東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門」にも出品されたほどの注目作です。
同作の魅力を國武さんに聞いたところ「登場人物全員が主演の恋愛ドラマ。好きなキャラを見つけて楽しんで観てほしい」とのこと。二股を解消したいのにできない男や、それを許す女、10年間好きな女性を思い続ける一途な男など、恋愛感は十人十色。「こういう人いるよね」とか「自分もそうかも」など、感情移入しやすく、新しい恋愛感を発見できる作品でした。
ちなみに『サッドティー』は、映画監督や俳優の養成学校・ENBUゼミナールによる劇場公開映画制作プロジェクト「CINEMA PROJECT」の一貫で制作された映画のひとつ。もうひとつ『モーメント』という映画も同日上映されていて、こちらは、ある事件の加害者に対してふたりの女性が復讐を企てるというもの。いざ復讐のときとなる後半のシーンはハラハラドキドキでした。
2作品とも公開は8日（金）まで。新進気鋭の監督、俳優による作品が観られる日もあとわずか。お見逃しなく！
