【新宿三丁目・新宿花園神社】新宿の秋の風物詩。2024年(令和6年)新宿花園神社「酉の市」前夜祭レポ!今年は三の酉まで!
今年も11月に入り、新宿総鎮守である花園神社では、「酉の市」が開催される時期となりました。
花園神社の酉の市の特徴は、本祭前に前夜祭があること。前夜祭でも数多くの熊手屋や屋台がずらりとならび、たくさんの人で賑わいます。そんな熱気溢れる一の酉・前夜祭の様子をレポートします!
酉の市とは
「年」に干支があるように、「日」にも干支を当てはめた「日干支」(ひえと)というものがあります。
酉の市は、11月の酉の日を祭日として、各地の神社で行われる開運招福・商売繁盛を願う祭りで、江戸時代から続く代表的な年中行事です。
関東の神社を中心に日本各地で開催されますが、とくに浅草の鷲(おおとり)神社、府中の大國魂(おおくにたま)神社、そして新宿の花園神社は「関東の三大酉の市」とされています。
酉の市ならではの雰囲気を楽しもう!
花園神社の酉の市といえば、拝殿前にずらりと飾られた提灯や、境内にひしめき合うようにして熊手屋がならぶ様子はまさに圧巻!
屋台で賑わう参道を抜けたら、まずはお参りをしてから境内をゆっくり見てまわりましょう。
境内にはいくつもの熊手屋がならび「さぁ!いらっしゃい!よーく見て行ってね!」という熊手職人さんたちの威勢の良い声があちらこちらから聞こえてきます。そして熊手の売買が成立すると、拍子木の音や拍手とともに「よーおっ!」と手締めをする粋な声も。
まめ熊手と呼ばれる小さな熊手や、これは一体何キロくらいあるのだろう?!と思うような特大の熊手まで、大きさもデザインもさまざま。気に入った熊手を見つけたらぜひ熊手職人さんに声をかけてみましょう。お値段も気になるところなので、初めて熊手を買いたいという人は、予算を決めて熊手屋さんに相談してみると良いそうですよ!
もう一つの名物「見世物小屋」も
花園神社の酉の市に来たらぜひ寄りたいのが「見世物小屋」。何やら怪しい小屋の前には「やもり女」に「狂ったOL」といった二度見するような看板に、手招きする客ひきのお兄さん方…。怖いもの見たさで大人も子どもも、ちょっと緊張しながら続々と中に入っていきます。缶チューハイを片手に様子を窺っていた筆者も「どうぞどうぞ、飲みながらゆっくり見ていって下さいよー!」と声をかけられドキドキしながら中へ。あとは見てのお楽しみ、損はさせません!ぜひ立ち寄ってみて下さいね!
さて、次は二の酉の11月17日(日)、前夜祭は11月16日(土)です。
酉の日は12日ごとに巡ってくるため、年によって酉の市は三度行われます。今年は三の酉まであり、それぞれの前夜祭とあわせて長く楽しむことができるので、ぜひ新宿の秋の風物詩である「花園神社酉の市」にお出かけしてみてはいかがでしょうか!
令和六年 花園神社大酉祭(酉の市)
一の酉 前夜祭 11月4日(祝・月)/ 本祭 11月5日(火)
二の酉 前夜祭 11月16日(土)/ 本祭 11月17日(日)
三の酉 前夜祭 11月28日(木)/ 本祭 11月29日(金)
花園神社
所在地 :160-0022 東京都新宿区新宿5-17-3
アクセス:東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線「新宿三丁目駅」E2出口 徒歩0分
JR・小田急線・京王線「新宿駅」東口 徒歩7分
ホームページ:http://hanazono-jinja.or.jp/