レジェンドたちのターニングポイント Presented by ケンズカフェ東京【vol.2】的場浩司さん

本誌の連載『レジェンドたちのターニングポイント』の拡大版。“ガトーショコラの最高峰”『特撰ガトーショコラ』を生み出した「ケンズカフェ東京」提供のもと、第一線で活躍するレジェンドたちに、その道を極めるようになったきっかけなどをインタビュー。

第2回目は、大のスイーツ好きとしても知られ、著書『的場スイーツ2~新・本気の115品』でケンズカフェ東京『特撰ガトーショコラ』も紹介している、俳優の的場浩司さんにお話を聞きました。

<10月5日更新>
『ジェイジー』(vol.110)発行しました【PDF公開】

――1988年に映画デビューし、今年で芸歴32年を迎える的場さんですが、俳優としてのターニングポイントはいつだったのでしょうか?

デビューしたての20歳の頃、『ママハハ・ブギ』というTVドラマで初めて共演した浅野温子さんからはものすごい影響を受けました。浅野さんは主役でお忙しい時だったのに、リハーサルの時にはもうセリフを入れて芝居をされていて。その時、僕みたいな新人が台本を持って芝居していいのかと思いました。それからはリハの時にはセリフを全部入れた状態にしています。

あと、当時、電車移動をしていた僕を自分の移動車に乗せてくれて、芝居についていろいろなことを教えてもらいました。浅野さんとともに時間を過ごして、芝居の奥深さを体感していきましたね。

ターニングポイントってひとつだけじゃなくて、ゴロゴロ転がっているもの。それに気付くか気付かないか。小さな判断がターニングポイントになったりすると思います。

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――的場さん流の逆境の乗り越え方を教えてください。

僕の座右の銘は「雲外蒼天」なので、落ち込んだ時はその言葉しか考えません。いまは辛くても、もがいて、もがいて、もがきまくって、雲さえ突き破れば天には青空が広がってるんだよなって思っているので。

僕、「人に負けたくない」とかないんです。人と比べることじゃないだろって思っちゃう。強いて言うならライバルは常に自分。人間って楽なほうを選びがちだけど、あえて辛いほうを選ぶようにしています。コロナによる自粛期間中は、毎日のように上下厚着をしてマスクを着けて1時間半~2時間ウォーキングをしていました。過酷な芝居に耐えられる体をキープしておきたいというのが表向きの理由で、本当は昨日の自分に負けるのが悔しくて意地になっちゃって。おかげで熱中症寸前で社長にも叱られました(笑)。皆さんは絶対真似しないでくださいね。

それと、僕は自分のことガラクタだと思っているんです。だからこそ常に己を磨いていないと錆びついちゃうんで、努力を怠らないようにしようと思っています。いつまでも切れる刀でいたいですからね。

――的場さんはケンズカフェ東京のガトーショコラを著書で紹介したり、氏家オーナーとトークショーで共演されるなど交流が深いですね。

10年くらい前、テレビ番組のコーナーで、スイーツの美味しいお店をまわる企画があって、その時にケンズカフェさんに初めてうかがいました。ガトーショコラ一本で勝負されているのに、楽しみ方がひとつじゃないというのに衝撃を受けました。常温でも、冷やしても、温めても美味しい。ものは同じだけど食べ方によって、味や食感すべてが変わるっていうのが凄いですね。

氏家さんは僕と同い年で、氏家さんが頑張ってる以上、俺も頑張んないとなって思います。いつかコラボしてスイーツを作れたら楽しいでしょうね。氏家さんも中途半端な方じゃないので、やるなら僕も気を張って切磋琢磨して皆さんに喜んでもらえるものを作りたい。何十年後、僕らがこの世から去っていても、レシピと魂を引き継いだケンズカフェ東京の若い衆が僕らのスイーツを作り続けて、皆さんに食べてもらえていたら素敵じゃないですか。

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――新宿でほかによく行くスイーツ店はありますか?

フルーツのケーキを食べたくなったら「果実園リーベル」に行きますね。あと高島屋のデパ地下は大好きです。コロナ以前はもの凄い勢いで行っていて、なんか買えよってくらいウロウロしていました(笑)。

■的場浩司
1969年埼玉県生まれ。’88年に映画『首都高速トライア』で俳優デビューし、’89年のドラマ『はいすくーる落書』『ママハハ・ブギ』でブレイク。’90年にはバンド「炎達(ファイヤーズ)」としてもデビュー。以降、映画やドラマなど出演作多数。都市伝説ファンとしても知られている。
公式ブログ

■Information
主演舞台『銀河鉄道の父』
2020年10月15日(木)~22日(木)
会場:新国立劇場小劇場
プレイガイド:イープラス
https://www.mmj-pro.co.jp/ginchichi/
宮沢賢治の父・政次郎を的場さんが演じ、政次郎を中心に家族の生活が生き生きと描かれる。

ケンズカフェ東京
https://kenscafe.jp/

(ライター:石川ひろみ)
(撮影:野間憲治)

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