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多目的自由空間『SPACE 梟門』が新宿三丁目『SPACE 雑遊』の上階にオープン! 明日9日(水)から劇団『椿組』プロデュースのこけら落とし公演が開幕!

設立10年目を迎える『SPACE 雑遊(ざつゆう)』は、新宿三丁目駅C5出口目の前のビル地下1階に広がるフリースペース。キャパ最大約100名で舞台や客席を自由に配置でき、多彩な作品発表の場として、たくさんの表現者たちに親しまれています。
 
その上階である2階に、新たに『SPACE 梟門(きょうもん)』がオープンします!
 
かつて、西武新宿駅前で人気を博していた居酒屋『梟門』。その名と、当時目印だった大きな梟のオブジェ(2階入口の門として皆さんを迎えてくれます!)を引き継ぎ、このたび多目的空間として生まれ変わりました。同じフリースペースでも地下1階の『雑遊』と異なる点は、よりコンパクトな設計ながら、最大約70名まで収容可能な客席を常設しているところ。音響や照明設備も充実していて、使用料は平日なら1ステージ4万円(税込)+電気使用料と良心的です。
 
会場の管理に携わる高木エルムさんは、「自由な創作ができる『雑遊』は幅広い層の方から好評をいただいていますが、『梟門』は、安価で客席や設備の整った環境なので、旗揚げ公演や学生さんでも使いやすい場となっています」、同じく管理を行なう田中沙織さんは「客席が確保されていることで、映画上映会など、多様な使い方もできるのではと思います」と語ってくれました。
 
一般貸し出しは2016年4月より開始予定。現在、下見・予約を受付け中です。
 
さらに、2つのフリースペースの間となる1階には、オーナーの太田篤哉さんが手掛けるスペインバル『駱駝ん』がオープン予定! 新宿で創業38年の『池林房(ちりんぼう)』など居酒屋4店舗も経営する太田さんは、多くの文化人と深い親交のある方。ちなみに『SPACE 雑遊』のロゴの書は俳優の故・原田芳雄さん、『SPACE 梟門』は作家の椎名誠さんが書いたものなんですよ!
 
ビル地下1階から2階まで、大御所から若手までが集う場として、今後ますます新宿の舞台文化を盛り上げてくれそうですね!
 
明日12月9日(水)からは、劇団『椿組』プロデュースのこけら落とし公演が開催されます! 開催にあたり、主宰の外波山文明さんからも『梟門』をオススメするコメントが寄せられました。「『雑遊』とはひと味違った、アットホームで細やかな空間。少人数の公演にはうってつけ。僕たちの一人芝居、二人芝居でこけら落としと言うのも納得の会場です!」。
公演の詳細は下記。ぜひ足を運んでみてください!
 
『椿組プロデュース番外公演 SPACE 梟門柿落とし公演』
●第1弾 12月9日(水)~15日(火)
Manhattan96 Revue vol.2 『~窓枠のパレード・パレード~』(作・演出:今井夢子)
●第2弾 12/18(金)~23日(水祝) は豪華2本立て! 1公演につき①②を上演。
①道産子男闘呼倶楽部 旗揚げ第0回公演 『ツイン・ベッド~カルカッタの眠れない夜~』(作:水谷龍二/演出:松森望宏)
②外波山文明ひとり芝居 『四畳半襖の下張り』(作:金阜山人/脚色:原田勤)

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