『けどハニカミ』のお気に入り歌詞&MVシーン、振り付け秘話も【Task have Funインタビュー(Vol.1)】

今年9月21日「ガトーショコラの日」に、ガトーショコラ専門店「ケンズカフェ東京」の20thアニバーサリーソング『けどハニカミ』のミュージックビデオ(以下、MV)を発表し、10月より同店の新宿御苑前駅の駅看板のモデルも務めている、3人組アイドルグループ・Task have Fun(タスク ハブ ファン。以下、Task)。
 
『ジェイジー』最新号(vol.99)では、「ケンズカフェ東京」で撮影した彼女たちの撮り下ろし写真を特別掲載。そして、本記事では、メンバーに『けどハニカミ』の歌詞やMV、この1年間の成長についてインタビュー。さらに、本誌をふくめ、メインカットのポーズを考案いただいた、Taskの振り付けを手がける振付師・SA.KANA(サカナ)さんにも話をうかがいました。
 
――アップテンポでレトロな雰囲気が漂うメロディーと、好きと言えない乙女心、じれったさ、ツンデレな歌詞が印象的な『けどハニカミ』。それぞれ、好きなフレーズはありますか?
 
里仲菜月(以下、里仲):終盤の「ため息に溺れるから」という部分が本当に好きで、初めて聴いたときも一番印象に残りました。こんなの誰が考えたら出るの?っていうようなフレーズで。絶対自分だったらこういう表現はできいというくらい、心に刺さりました。
 
熊澤風花(以下、熊澤):私は、前半の「甘いフレーバー恋の目覚まし~そんなこと願ってたけど」を聴いたときに、一番好きなメロディーで、ここのパートは絶対歌ってやるぞっ!って思ったくらい凄い好き。結果、そのパートをいただきました(笑)。
 
白岡今日花(以下、白岡):私は、曲調が変わる「楽しかった思い出が~」のところ。主人公の女の子の気持ちが一番表れているかな。
 
JGweb_kenstask2_2
歌詞カードからファンに向ける気持ちと重なるフレーズを選ぶ3人。
 
――ちなみに、Taskがファンに向ける気持ちと重なるフレーズや、そういう気持ちで歌っている部分はありますか?
 
一同:ええー(笑)。
 
里仲:私たちではないけれど、サビの歌詞(「まだ言わない、好きなんかじゃない~言いたいけれどダメ言えない」)は、分かりやすいというか、結構こういう症状の人(ファン)がいそうじゃない?
 
熊澤:症状……(笑)。
 
里仲:素直になれないところとか。
 
JGweb_kenstask2_5
キレのあるダンスとハスキーな歌声、天真爛漫なトークが魅力の里仲菜月。中学3年生。
 
――そう言われると、「優しくされるからキュンとなってしまうじゃない!」の歌詞は、ファンも共感できるし、ハニカミますね(笑)。それでは、MVや振り付けの見どころはありますか?
 
里仲:やっぱりサビかな。手を振り回すっていうのかな、カッターみたいに振るところ。
 
(ここで、振付師のサカナさんがサビの振りについて解説)
 
サカナ:あそこは、卓球ですね。まだまだTaskはアイドル界へ“カチコミ”に行くというか、攻め続けるぞ!という意味でやってます。
 
(3人とも初耳のようで、「あ、卓球……」とぽつり)
 
――とくに里仲さんの振りかぶりは可動域が広いというか、勢いがありますね。
 
里仲:私、体の関節が凄く柔らかいんです(笑)。
 
JGweb_kenstask2_4
バツグンの歌唱力とMC力でライブを盛り上げる白岡今日花。高校1年生。
 
――熊澤さんと白岡さんが思う見どころは?
 
熊澤:いままで笑顔で歌う曲が多かったけれど、今回はあまり笑っていなくて、笑っている部分が少ないというか、ちょっと大人っぽいMVになっているんじゃないかなって思います。
 
――とくに見てほしい表情はありますか?
 
熊澤:んー、Bメロ(「ドラマチックな~」、「迷い込んで~」、「君を探して~」)とか。結構みんな、ちょっと……色っぽい(笑)。ハハ!
 
白岡:自分で言っちゃうのもあれですが……、ドレッサールームのシーンは凄く女の子っぽくて、Taskのみんな可愛いなって思います。
 
ここからは、サカナさんにも『けどハニカミ』の振り付け秘話をうかがうことに。
 
――まずは冒頭の「構え」から。あそこはアニメ『ワンピース』の主人公のポーズから?
 
サカナ:そうですね、ワンピースは私の大好きなアニメで、海賊王という「王」=トップをとりにいくという意味もあり、あのポーズを取り入れさせていただきました。
 
――主人公のギアが入る(パワーアップする)印象的なシーンなので、個人的にはメンバーの「進化」や「覚醒」もイメージしました(笑)。続いて、間奏部分の「MakeupしてMaybe モチベもLaady.~」の振り(親指を合せて輪っかを作る)について。
 
サカナ:輪っかは地球をイメージしていて、お客さんとみんなで繋がっていたいというところからです。
 
一同:へえ~。
 
――メンバーには振りの意味は伝えない?
 
サカナ:あまり説明しないですね。意味を分かっていなくても見ていて成立しているので何も心配はしていないです。Taskの振りはほかのグループさんがやってもそうはならない。この子たちだからそうなっているっていうのは凄くあります。ちょっと変な動きも迷わずやってくれるので。そこで照れとか迷いが出るとその勢いとかは出ないし。Taskがきちんと表現してくれるので、私もTaskに生かされています。あと、3人ともライブになった途端に何かのスイッチが入って人が変わるじゃないですか。そこも面白いなって思います。
 
続きはこちら↓
https://jgweb.sakura.ne.jp/cms/32336
 
(撮影:高澤梨緖
 
【取材協力】
ケンズカフェ東京
2018年11月26日(月)発売!
『余計なことはやめなさい! ガトーショコラだけで年商3億円を実現するシェフのスゴイやり方』

 
【関連記事】
https://jgweb.sakura.ne.jp/cms/31596
https://jgweb.sakura.ne.jp/cms/32164
https://jgweb.sakura.ne.jp/cms/31882
https://jgweb.sakura.ne.jp/cms/27724

最新情報をチェックしよう!