テレビでよく見る“ふわふわどら焼き”の「なか又」が、新宿に常設店をOPEN!

銅板で焼き上げる生地が“どら焼きというよりスフレパンケーキにしか見えない”ビジュアルから、最近SNSなどで話題になっているのが「ふわふわ わぬき」。群馬県の前橋市に本店を構える、「和む菓子 なか又」の自慢の一品です。

その、なか又さんが、今月から伊勢丹新宿店に常設店をオープンしました。「これで前橋まで行かなくても食べられる!」ということで、気になっている人も多いのではないでしょうか?

筆者もテレビで「ふわふわ わぬき」のことを知ってから、「一度は食べてみたい」と思っていたので、会社帰りに買ってみました。店舗ではひとつずつ個包装にして販売されていたので、満員電車に揺られても型崩れを心配する必要はなさそうです。これは、手土産などにしても喜ばれそうですね。ただ、冷蔵での保存が必要なので、保冷剤付きで持ち帰ることになります。

で、今回購入したのが、“オススメ”のポップが貼られていた「ふわふわ わぬき 特撰あんバター」(551円)。「カルピスバターを贅沢に使用している」そうで、あんバター好きの筆者としては外せない選択でした。さらに、比較用として「ふわふわ わぬき つぶあん」(320円)も購入。餡子の味をしっかり確かめたいと思います。

ということで、まずは「つぶあん」の方を食べてみましたが、おぉ、これは確かに普通のどら焼きとは全然違う。「どら焼きの生地に、たっぷりメレンゲを含ませて」いるということで、かなりのフワフワ食感なのですが……、かぶりついた時にはプルプルとした餅粉入りどら焼きのような歯ごたえもあります。それが口の中ですーっと溶けていく感じは、まさにスフレのようでした。

普通のどら焼きのように生地が最後まで口に残らないので、餡子のおいしさが際立ちますね! その餡子も甘すぎず、くどくなく、小豆の風味をしっかり感じる良いお味でした。

そして、いよいよ本命の「特撰あんバター」へ。生地からはみ出すほどにバターが盛られているのが、あんバター好きにはたまらないですね。そして、そのバターが一口食べると、ふわーっと溶けて、生地や餡子に馴染んでいく。いや、これは餡子よりも、バターが強いな! でも、使っているのがカルピスバターだから、全然重くありません。そして、最後にはコクを増した餡子の味が、バターを追い越していきました。

生地、バター、餡子と3つの異なる口溶けを楽しめるのが、「特撰あんバター」の凄いところです。方向性としては“フワフワのパンケーキに、たっぷりバターを載せて食べる”に近いかもしれませんね。そんな体験をお店の焼きたてでなくても、自宅で楽しめちゃうので、プチ贅沢している気にさせられます!

ちなみに、「なか又 伊勢丹新宿店」では、季節限定の「超栗」や「シャインマスカット」のほか、「あんクリーム」や「ミルククリーム」といった洋菓子風の「ふわふわ わぬき」も売っていました。他にもいろいろな和菓子を扱っていたので、ついつい何度も通ってしまいそうです。

■なか又 伊勢丹新宿店
住所:新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味・茶の道
営業時間:10:00~20:00
URL:https://www.nkmt.jp/

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