BiS、ギュウゾウ、非常階段…、キワモノぞろいの「四谷OUTBREAK!」のライブに潜入【後編】
BiS、ギュウゾウ、非常階段…、キワモノぞろいの「四谷OUTBREAK!」のライブに潜入【前編】はコチラ
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「俺が最初に言ったセリフを覚えていますか? 今日はアイドルを殺しにきたぜ!」と、ギュウゾウさんに呼ばれて、ついに姿を見せたBiS。大歓声の中、ズズチャチャ、ズズチャチャ♪ と、電撃ネットワークのダンスをみんなで踊ると、早速「BiSのキモイ担当ミッチェルことミチバヤシリオ」が“サソリ男”の餌食に! 布団圧縮袋に閉じ込められて「人間真空パック」がスタート。
(※危険ですのでプロがいないところでは絶対に真似しないでください)
みるみる圧縮され苦しい表情を見せるミッチェル。ギュウゾウさんから「ミッチェルちゃん今の気分はどうですか?」と聞かれると「生きているって気持ちいいです……」と、袋ごしに、か弱い声で返答。たまらんですね。会場は大いにわきました。このあともライブをひかえていたBiSはいったん控え室へ。
ギュウゾウさんとBiSの共演が終わると、第1部にも出演したJOJO広重さん率いる“世界初のノイズバンド”・非常階段が即興演奏。なんと言ったらいいか、楽器の轟き音と叫び声で空間が“ぐるんぐるん”ゆがんでいるようでした。あとで、この音とBiSの曲があんなふうにコラボしようとは……。
そしてお待ちかね、2度目のBiSの登場! 全7曲、ロックテイストあふれる楽曲とダンスに、ファンならずともノリノリに。僕は「ぺろぺろちゅっちゅー」というフレーズが今も頭からはなれません……
MCでは、全員でギュウゾウさん直伝の「クラッカー口内爆裂」に挑戦。「大丈夫かなぁ?」と緊張しながらも無事成功。使用済みのクラッカーをファンにプレゼントすると、「BiSのリーダー兼ヨゴレ担当プーチャンこと、プー・ルイ」が、「みんなそれ舐めてさぁ~・・・」と、ここには到底書けない下ネタをおっとりとした口調でさらりと発言。本当に舐めているファンを見つけると、「ガチできも~い」と罵って(?)ファンを喜ばせました。
クライマックスは、BiSと非常階段の一夜限りのコラボ“BiS階段”。非常階段の“ぐるんぐるん感”と、BiSのキュートな歌声と激しいダンス、ファンの熱い声援とヲタ芸が見事に融合。ミッチェルがダイブしたり、生肉や生麺が飛び交ったり、しっちゃかめっちゃかでみんな大興奮。この楽しすぎる状況に、JOJO広重さんも「最高だぜ! 一生応援するぜ!」とBiSを絶賛しました。
最後はミッチェルから「アイドルがみんなこんなんだって思わないで帰ってね~!」と気遣いの言葉も。夢のようなひとときならぬ、いい意味で、これまでの概念をぶち壊す、悪夢のようなひとときでした。
来年6月開催予定の「自家発電Vol.1」のテーマは「保健体育」とのこと。“大人の文化祭”度がさらに増しそうです。
【番外編】~ 次回作のPVで「BiS封印」!? 電撃ネットワークとBiS本格コラボなるか ~
撮影:Nobuya Fukawa