四谷大好き祭り特集で一緒に“幸運の猫”を探し歩いた電撃ネットワークのギュウゾウさんが、アノ型破りで過激なアイドルグループ、新生アイドル研究会のBiS（関連記事「全裸PVで話題のアイドル・BiS メンバーが今夜24時間マラソン決行」）と共演するということで、18日、四谷のライブハウス「四谷OUTBREAK!」の異色ブッキングイベント「自家発電 Vol.00」に行ってきました！
第1部、ノイズバンド・非常階段のJOJO広重さんによるトーク＆実技（実演）企画「ノイズ大学 四ツ谷分校」と、第2部、“大人の文化祭”と銘打たれた「ライブとショウ」が行われた同イベントには、ギュウゾウさん、BiS、非常階段のほか、グラビアアイドルの谷桃子さんと古崎瞳さん、パンクバンドのQP‐CRAZY、“乙女型人力トランス＆ロールバンド”のテイヘン、ガマ油売り口上の師範・勝村筑蟇さん、女性2人組パフォーマンスチームのザ・ショッキングが出演。モッシュあり、ダイブあり、ヲタ芸あり、悲鳴あり、歓声ありで会場は異様な熱気に包まれました。
僕は第2部から参戦。冒頭、なぜかジャーナリストの田原総一郎さんがプロジェクターに映し出され開会宣言!? このサプライズに会場が沸くと、いよいよライブがスタート。1組目のテイヘンが底から這い上がるように徐々に激しいサウンドで会場のテンションを上げていくと、お次は真っ赤なスパイキーヘア姿のQP‐CRAZY。当然のごとく恐怖のモッシュタイムでした……。その後は「私は谷桃子のバーターではない！」とグラビアアイドルの古崎瞳さんが谷桃子さんと一緒にステージに立ち、X JAPANの「紅」に合わせて口紅を塗りたくったり、広島風お好み焼きを作って観客に無理やり食べさせたりとやりたい放題。ある意味カオスでした。
「四谷OUTBREAK!」のブッキングマネージャーである佐藤“boone”学さんが「直接筑波山まで頼み込みに行った」という勝村筑蟇さんによる「筑波山の油売り口上」も大盛況。僕ははじめてこの口上を聞いたのですが、ハラハラしました。油を塗るのが先か後かで見方が変わるのが面白い。
そして、ついにギュウゾウさんが、ザ・ショッキングとともに登場！ 「IDOL is DEAD！ 今日はBiSを殺しにきたぞ！ 電撃ネットワークのギュウゾウだー」と観客をあおると、ズズチャチャ、ズズチャチャ♪ おなじみのダンスを披露。「ギュウゾウさんに憧れてパフォーマーになった」というザ・ショッキングが、電撃ネットワークの危険な技に果敢に挑戦すると、ギュウゾウさんもお家芸の「サソリ男」で応戦。イキのいい生サソリを口の中に3秒ふくみ、過激パフォーマーとしての真髄を見せつけました。
さて、ここからいよいよBiSのお目見えですが、ちょっと長くなったので次回に持ち越し。僕は初BiSでしたが、過激で下品でかわいらしい姿がちょっと好きになりました。ちなみに推しメンはミッチェルです。それでは続きをお楽しみに。
撮影：Nobuya Fukawa
BiS、ギュウゾウ、非常階段…、キワモノぞろいの「四谷OUTBREAK!」のライブに潜入【後編】はコチラ
