新宿区中井エリアで開催される「染の小道2025」は、地元の伝統文化である染色技術を現代に伝えるイベントとして、今年も華やかに幕を開けます。
かつて東京の神田川・妙正寺川流域には300軒を超える染色関連業が集積し、京都・金沢に並ぶ三大産地として知られていました。いまでも「落合・中井」界隈には、その技術を受け継ぎ、新しい染色を提案する職人・作家たちが集まっています。「染の小道」は、落合・中井を「染めの街」として再び日本や世界へ発信すること、地元の活性化につなげることを目的とした、住民主体のイベントです。
妙正寺川の川面に反物を張る「川のギャラリー」、商店街店舗の軒先に、作家が制作した「のれん」を展示する「道のギャラリー」も展開。3日にわたり染め物が中井の街を彩ります。期間中は展示、染色体験、年に一度のセールも開催されるため、ぜひ一度足を運び、染色が織りなす色鮮やかな世界をお楽しみください。
日程：2025/2/21(金)～23(日)
場所：都営大江戸線・西武新宿線 中井駅 周辺
