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元BiS・ファーストサマーウイカ「ノンちゃんとふたり芝居も面白そう」

7月に解散したアイドルグループ・BiSのファーストサマーウイカさんが、BiS加入前に初夏(ういか)として主演を務めた映画『月震のかずみ』の完成披露試写会が、8月17日(日)、「四谷アウトブレイク!」で行なわれました。舞台挨拶には、初夏さんと金子陽介監督、司会として電撃ネットワークのギュウゾウさんが登壇。

 

初夏さんはヒョウ柄肩出しワンピで登場するなり、ムスッとした表情でギュウゾウさんの質問に「別に」と返答。“エリカ様”のモノマネで会場の笑いを誘いました。そんな、茶目っ気のある振る舞いとは逆に、劇中では過去のトラウマを抱え続ける地味な女性を好演。

 

これまでリアクションの大きい演技をすることが多かったそうで、「今回は(リアクションを)消す作業を心がけました。セリフも棒読みにして、意外と難しかったです」と役作りについて説明。「もう少し肌の露出あった方が良かったんじゃないですか? ベッドシーンも期待していました」と話すギュウゾウさんに、「裏ではあったかもしれませんよ」とニヤリ。思わせぶりな発言でファンを喜ばせました。

 

今後は、役者のほか、同じ元BiSのヒラノノゾミさんとの新ユニット・BILLIE IDLE(ビリー・アイドル)としての活動もひかえているが、追加メンバー募集以外、その活動内容は不明。終演後のインタビューでは「ノンちゃん(ヒラノノゾミ)とふたり芝居もやってみたい。すっげー面白いと思う。脚本書いて、演出もして……」と、ノリノリ。ヒラノノゾミさんも映画『アイドル・イズ・デッド』シリーズで主演を務めていただけに“女優コンビ”の活躍が楽しみです。

 

本作は、過去のトラウマから月を恐れるようになった主人公・かずみの恐怖からの脱却を描いた“私的一大戯曲”。全編モノクロ。金子監督が「音楽を聴くように観てほしい」と話すように、生と死の狭間をさまようかずみの感情の起伏がテンポよく展開されています。エンディング曲は大森靖子さんの「背中のジッパー」。映画館での公開は未定ということで、またゲリラ的な上映があるかも!?

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