雨の週末、四谷のお祭りに行ってきました!
最近雨続きで気持ちもふさぎがち。そんなときこそ外へ出てスカッとしたい。ちょうど週末は四谷のお祭りだったので、7日(土)に行ってきました。
せっかくのお祭りなのに雨か……と、少し残念に思いながらも須賀神社『御遷座380年奉祝大祭』へ。
人はまばらながら、しとしと降る雨に濡れた神社や屋台、苔や葉の緑が美しくなかなか情緒的でした。ゆっくりと雨の匂いを吸い込みながら、須賀神社の昔を思う。古くから稲荷神社として鎮座していたそうで、寛永21年の6月18日に神田明神に祀られていた須佐之男命(スサノオノミコト)を招き、合祀したという。その頃のお祭りはどんな様子だったのだろう? 300年前の人も私と同じように、この境内を歩いたのだろうか。雨の日の古いお祭りは、しみじみとした感覚を思い起こさせてくれました。
続いて新宿通りを越えて荒木町へ。『四谷ブラリズム』はどうか。こちらも冷たい雨の影響で人は少なかったのですが、落語やチンドン屋など出し物が面白く、雨の中、お祭りを盛り上げていました。
また、杉大門通りにある鮨処八千代四谷総本店ではマグロの解体ショーが行われ、店内はぎゅうぎゅう。荒木町も舟町もみなそれぞれ、来る人を楽しませることに一所懸命で、そのサービス精神に江戸っ子の心意気を感じました。後日、8日(日)は須賀神社の神輿も出たと聞いて、スカッとした気分になれました。