今日は「猫の日」! 新宿エリアの「猫に会えるお店」5店を一挙紹介
今日は2月22日。JG本誌では「ニンニンニン」というわけで、新宿~四谷と忍者について紹介していますが、222は「ニャンニャンニャン」でもあります。そう、猫好きである私にとっては、「ああ、猫にひとめ会いたい」という気持ちをより駆り立てられるニクイ日です。そこで、JGエリアの猫に会えるお店を紹介します!
猫たちと戯れるシステムの「猫カフェ」とはまた違い、看板猫や店長猫としてお客さんを迎えてくれる「猫に会えるお店」が、新宿にはたくさん存在しています。
まずは、アートイベントなどが多く開催されるポエトリー・イン・ザ・キッチン『Cafe Lavanderia(カフェ・ラバンデリア)』(新宿2-12-9広洋舎ビル1階)。同店に鎮座ましますのは、「分身の術を使っているのか?」と見まごうほど、姿形の揃った4匹の茶トラ! ミシちゃん、クチちゃん、サビラちゃん、キロくんは、現在6才になる4つ子。キロくん以外の3匹は、茶トラでは生まれにくいとされているメスなんですって。聞けば、彼女たちと同店とは、運命的な出会いをしているそうで……。もともと、出版業も手掛ける同店では、4匹の猫が登場する予定だった書籍『チェのさすらい』の刊行を企画していたそう。その同時期に、隣の駐車場で発見した捨て猫が、この4匹だったのです!小説や映画に出てきそうな、素敵なエピソードですね。
続いては、紅茶が美味しい喫茶店『ディー・カッツェ』(新宿1-19-8サンモール第7ビル2階)。店長代理のカイザーくん(3月で6才)は、ふっかふかの毛並みと堂々とした佇まいで、高貴な雰囲気が素敵です! 人見知りしない性格で、毎日お客さんをもてなしますが、知らぬ間に脱走をはかりつつすぐに見つかってしまうという、奔放でユニークな一面も持ち合わせています。雨じゃなければ、平日は姉の王女ちゃん(6才)、土日はさらにお父さんの店長・ケーニッヒくん(12才)、お母さんのクイーンちゃん(7才)も揃い、とても可愛らしい”王族”に謁見できますよ!
バー『Pussyfoot(プッシーフット)』(歌舞伎町1-1-10 ゴールデン街G1通り)では、2代目社長リュウくん(3月で3才)がお出迎え。いつも穏やかなリュウくんですが、ともに勤めるやんちゃな白猫ケイジくん(9カ月)を猫パンチで優しくたしなめるといった、社長らしき威厳も垣間見せます。アニメソングがかかる中、お酒と会話を楽しめますよ。ちなみにリュウくんは『北斗の拳』に出てくるラオウの息子の名前、ケイジくんは『花の慶次』の主人公の名前が由来です!
ワインや秘蔵ウィスキーも楽しめるバー『4C’sBAR ROSSO(ヨッシーズバー ロッソ)』(歌舞伎町1-1-10 ゴールデン街G1通り)の、会長・千恵蔵くん(7才)はメインクーンの血が入ったイクメン猫。お手とおかわりが出来る秀才猫でもあります! 店内には他にも複数の猫さんがいますが、なかでも街に捨てられていたナナちゃん(3才)は最初は怯えていたけど、千恵蔵くんを母のように慕ううちお店に馴染めるようになったとか。ちなみに千恵蔵くんは、五反田で拾われてきた当時はメスだと思われて千恵と名付けられ、後にオスと判明して改名されました。そんな、フェミニンな魅力がたまりませんね~!
最後は、創業38年の喫茶店『アルル』(新宿5-10-8)。”住み込み従業員”を務める2匹の猫に出会えます。白い肌に七三分けのような髪型がキマっているジロチョウくん(4才4カ月)と、お客さんのコーヒーに添えたミルクをねらう”ミルク泥棒”の異名を持つ無邪気なイシマツくん(9カ月)。ジロチョウくんは、普段からイシマツくんにご飯を譲ってあげたりと、とっても優しい大人の男。先代の名物猫ゴエモンくん(享年19才)とよく似た顔立ちで、3匹は今年1月に放送されたドラマ『猫とコワモテ』(BSジャパン)にも出演しました。
お店の看板を担いつつ、気ままに振舞う魅力たっぷりの店員猫たち。仕事帰りに、休日に、お店に立ち寄られたらどうぞ、猫とゆるりとふれあうひとときに癒されてください。
今回紹介したお店の他にも、「猫がいるお店を知っているよ!」という方は、よかったら編集部フジオカまで、ご一報くださいね!