4月29日～5月8日、内藤とうがらしフェア2016＜春＞開催！

新宿の新名物として注目を集めている新宿生まれの江戸野菜”内藤とうがらし”。その苗などが販売されるイベント「新宿内藤とうがらしフェア」が、今年もゴールデンウィークの期間中、4月29日（金）から5月8日（日）まで、新宿御苑インフォメーションセンター前広場およびレストランゆりのき隣接特設テントで開催されます。
 
内藤とうがらしについては、昨年10月に発行したJGムック「情熱の！　新宿内藤とうがらし　～新宿名物誕生物語～」をはじめ、当サイトでも何度か紹介しているのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、カンタンにおさらいを！
 
“内藤とうがらし”とは、江戸時代、内藤藩邸（現在の新宿御苑辺り）で生産されていた、八ツ房系唐辛子です。現在主流となっている“鷹の爪”と比べ、辛みの中に甘さを感じられる中辛風味が特徴。江戸の頃には薬味として重宝され、“辺り一面に真っ赤な絨毯が敷かれたよう”と例えられるほど、新宿界隈でたくさん栽培されていたそうです。しかし、新宿宿場の繁栄の中で畑がなくなり、一時は絶滅しかけた……という歴史があります。
 
そんな“内藤とうがらし”を「復活させよう！」と、2009年に発足したのが、「内藤とうがらしプロジェクト」。新宿区内の地区協議会とも連携し、様々な活動を展開中で、今回の「新宿内藤とうがらしフェア」も、その活動の一環となります。
 
イベント当日は、新宿御苑インフォメーションセンターでの、とうがらしの苗の販売をはじめ、レストランゆりのきなどで“内藤とうがらし”を使った料理の提供などもありますので、興味がある方はぜひ足を運んでみてください！
 
また、会期中は会場で、JGムック「情熱の！新宿内藤とうがらし」も販売されます。“内藤とうがらし”についてより詳しく知りたいという方は、こちらもぜひ！
（JGweb shopでも購入ができますよ！）
 
他にも5月3日（火）、4日（水）、5（木）に「東京都産　産地直送野菜の販売会」、5月22日（日）には「ロータス寺市」など、“内藤とうがらし”の関連商品が販売されるイベントが目白押し。興味がある方は要チェックです！
 
 
【新宿内藤とうがらしフェア2016】
日時：2016年4月29日（金）～5月8日（日）
時間：9:00～16:00
場所：新宿御苑インフォメーションセンター前広場、およびレストランゆりのき隣接特設テント
概要；～育ててみよう！内藤とうがらし～
・内藤とうがらし苗販売（インフォメーションセンター前広場）
・内藤とうがらしの料理を提供（レストランゆりのき）
・内藤とうがらし歴史・文化展示（レストランゆりのき）
販売品：内藤とうがらし苗、内藤とうがらし関連商品