ヴィヴィアン佐藤×希代彩(女優・モデル)対談【本誌連載『ヴィヴィの部屋(Booth)』vol.3拡大版】
新宿在住のアーティスト・ヴィヴィアン佐藤さんが日頃から利用している歌舞伎町のインターネットカフェ&カプセル「Booth Net cafe & Capsule」。そこに、若手クリエイターやアーティストを招き、対談する本誌連載『ヴィヴィの部屋』の拡大版。
第3回目のゲストは、女優・モデルの希代彩(きたいあや、23)さん。講談社主催オーディション『ミスiD 2017』入選後、映画やMVに出演。8月9日(土)からは、「テアトル新宿」で主演映画『JKエレジー』が公開されます。
ヴィヴィアン佐藤(以下、ヴィ):主演映画『JKエレジー』を拝見しました。主人公の女子高生がフェチ動画に出たり、男性目線の描写が強い印象でしたが、嫌ではなかった?
希代彩(以下、希代):私は女性アイドルが好きで、見られること=女性が消費されることへの違和感はなかったけれど、主人公は疑問をもちながらも進学のためにお金を稼がないといけない。役では社会に反抗していますが、私自身は“ふにゃふにゃ”柔軟に生きているつもりです(笑)。
ヴィ:アイドルがお好きということで、ご自身はアイドルになろうと思ったことはなかった?
希代:思ったけれどなれなかった……。でも、写真を撮られるのが好きで、仕事にしたいと思って芸能界に入りました。とくに制服姿を撮られるのが好きなので、WEB写真集「月刊シリーズ」では定期的に写真を公開しています。
ヴィ:演技もやりたかった?
希代:やりたくなかったです(笑)。作品のために努力するけれど、自分なりの答えを出せなくて、つらくなっちゃう。
ヴィ:『JKエレジー』の空き缶を踏み潰すシーンはどんな気持ちでした?
希代:運動って感じで楽しかったです。それと、見ている人のなかには踏まれたい気持ちがある人もいるだろうから、踏む側も踏まれる側も愛情があるなと……。ところで、ヴィヴィアンさんは何をしているときが一番楽しいですか?
ヴィ:全部楽しいよ! 幸せは自分で作るし、世の中が生きづらいと思ったことも1度もない。ハッピー野郎です(笑)。
希代:私は良い状態をキープできないので、バランスをとりながら適度に調子にのっていきたいです!
(撮影:齊藤僚子)
【取材場所】
DVD鑑賞にもおすすめ!
お洒落で清潔感のある新宿のネットカフェ&カプセル
Net Cafe & Capsule Booth
■ヴィヴィアン佐藤
19××年生まれ。新宿区在住のアーティスト、映画評論家、ドラァグクイーン。新宿をはじめ、広島県尾道市、青森県七戸市では観光大志として町おこしも精力的に行なう。「殺しのヘッドドレス」と称し、ヘッドドレスのワークショップも定期開催。
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