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【バックナンバー】ヴィヴィアン佐藤の新宿ノスタルジー「第4回 甲州街道陸橋下(現・新宿駅東南口駅前広場)」

※本記事は『JG』vol.83(2016年1月26日発行号)に、一部加筆・修正し転載しています。
 
新宿在住のアーティスト・ヴィヴィアン佐藤さんが、過去の新宿~四谷の街へタイムスリップ!? 今昔写真でたどる街の変遷。
――――――――――――――
 
【第4回】甲州街道陸橋下(現・新宿駅東南口駅前広場)
 
恋多き女子と競馬ファンが行き交う、
立体交差点

 
2020年の東京オリンピックに向けて、JR新宿駅の南口から東南口にかけて大きな変貌を遂げつつあるこの一帯。
 
今年の3月下旬にはルミネの新しい商業施設「NEWoMan(ニュウマン)」もオープン予定。“ニュー”+“ウーマン”って私のことかしら(笑)。近くには場外馬券売り場もあって、一等地にも関わらず再開発を最後まで抵抗していたそうよ。
 
また、大正時代始めには、自伝的小説『放浪記』で有名な作家・林芙美子が、天龍寺の門前町ある旭町(現・新宿四丁目)の木賃宿に泊まってこの辺りを徘徊していたの。その頃、芙美子が肉豆腐を食べていた定食屋「長野屋」は、今年で101年目(1915年創業)を迎える生き証人よ。
 
当時、芙美子は恋人に捨てられてこの辺りに来ていたのだけれど、「みんな嘘っぱちの世界~」と嘆く一文は感慨深いわね。「NEWoMan」に集まる恋多き女子や、馬券を目当てに訪れる競馬ファンには、いまも昔も勝ち組と負け組がいるのよね。
 
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2015年時の新宿駅東南口駅前広場。
 
■ヴィヴィアン佐藤
非建築家、アーティスト、イラストレーター、パーティイスト、ドラァグ・クイーン、文筆家、映画評論家など、さまざまな顔をもつ、JGエリアの“動くオブジェ”。 ジャンルを横断し、独自の美意識と哲学で“トーキョー”と“現代”を乗りこなす。
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