『東京ウルトラマラソン』開催! 1日中走り続ける猛者たちが、新宿に集合!
6月1日(日)の早朝7:00~23:00、『東京ウルトラマラソン』が開催されました。昨年から始まり今年2回目となるこの『東京ウルトラマラソン』は、マラソンを愛する有志たちが立ち上げたイベントです。誰もが気軽に参加できるよう、従来の都内を走るマラソン大会よりも参加費が安く、とても庶民的でアットホームな雰囲気なのが特徴です。
コースは55㎞と、104㎞の2つあり、今年は104㎞ が14名、55㎞ が36名、合わせて50名ほどが参加しました。タイムを競うフルマラソンやハーフマラソンと違って、この大会は景色を楽しみながら走る、通称“マラニック(マラソン・ピクニック)”と言われているもの。新宿から東京タワーに向かい、お台場からレインボーブリッジを渡り、そして新名所のスカイツリー、上野公園、神楽坂、浅草など、東京の観光名所を回るコースになっています。
そのコースの発着地が、なんと新宿三丁目駅近くのバー『cocoさくら』と,編集部のご近所でしたので、取材をさせていただきました!
スタート1時間前の早朝6時からすでに多くの参加者が集まり、準備運動をしたり、ランニングの情報交換を行なうなど大会前の会場は、和気あいあいと和やかな雰囲気でした。聞けば、前夜祭が前の日にあり、ノンアルコールビールを用意していたにも関わらず、みんなで生ビールを飲んで盛り上がっていたとか……。参加者のみなさんが緊張よりも高揚した様子に見えたのはそのせいかもしれません。
そんな、パワーあふれる参加者に、スタート前の意気込みを聞きました。104㎞を走るランナーの方々は、「長く走るのが楽しい。みんなの気持ちに応えたい」と余裕のコメント。さらに「去年はスタッフとして参加しました。見ていてみんな楽しそうで、自分も走りたいと思ったので今年はランナーとして挑戦します」と、一年間楽しみに待っていた方や、「6月のサロマ湖マラソンの練習として」と次の目標を見据えての参加の方も! また、スタッフとして参加していた方の中には、「去年は50キロ走りました。今年は妊娠5カ月なので、“エイド”でみなさんを支えたいです」と昨年ランナーとして参加し、今年はサポート側にまわった方もいらっしゃいました。
ちなみに話に出てきた『エイド』もランナーの人の楽しみの一つのよう。各地に『エイド』という給水、休憩ポイントがあり、そこには文明堂のカステラ、ペコちゃん焼き、いなり寿司、豚汁、マンゴープリンなどがあり、それを楽しみにしている人も多いということ。
今年も、参加者たちが一日を通して走ることを楽しんだイベントとなったようでした。来年も行われる予定なので興味がある人は『東京ウルトラマラソン』のFacebookをチェックしてみてくださいね。