「死ぬまで新宿で」故・やなせたかしさんの“新宿愛”

各報道でご存知のように、10月13日(日)に絵本作家のやなせたかしさんが亡くなりました。

 

やなせさんは、『JG』の6号目(2007年3月26日発行)の人気連載「御苑人」に出演くださったこともあり、編集部にとって思い出深い方。取材時には、四谷三丁目の「アンパンマンショップ」で、「新宿には長すぎるほど住んでいる。もう死ぬまでここだよ」と、笑顔で“新宿愛”を語ってくださいました。

 

新宿在住50年以上、新宿区の名誉区民でもあるやなせさんは、新宿区の防犯マスコットキャラクター「新宿シンちゃん」や、「新宿区立四谷子ども園」の園歌「光のこども」の作詞・作曲を手がけるなど、常に子どもたちの安全と成長を見守ってこられました。

 

「店の前にはいつもアンパンマン(の像)が立っているんでね、街のお地蔵さんみたいになっているんです」と話していたやなせさん。これからもその思いはアンパンマンの像とともに、新宿~四谷を明るく元気に照らしてくれることでしょう。

 

お悔やみ申し上げます。

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