祝・真打昇進!小権太改め東三楼の襲名披露興行を観てきました
春の陽気に誘われて、新宿三丁目にある寄席「新宿 末廣亭」に行ってきました。その名も「真打襲名披露興行」。柳家東三楼さんをはじめとした5人の真打昇進を祝い、お披露目するというものです。
4月2日の夜の主役は、JGイチ押し!落語会の超新星、柳家 東三楼さん。
JGとの関わりは、およそ3年前から。編集部のAKG(アカギ)とともに「新宿シティハーフマラソン」を走ってくれたことから始まりました。その後も昨年、JG主催の『JG×Tomihisa Cross寄席』に出演してくれたり、JGの新年会にも遊びに来てくれたりと、身内のように仲良くさせてもらっているんです。
そんな小権太さんが真打で“柳家 東三楼”として新宿末廣亭の舞台に立つなんて・・・・・・! そこで、ワクワクしながら演目「不動坊」を聴いてきました。
あらすじは、長屋住まいの吉さんのもとに、家が縁談の話を持ち込んで起こる騒動。コミカルに描かれる復讐劇を、真打に昇進し勢いに乗った東三楼さんが、歯切れのよい江戸弁とテンポの良さで、噺の世界に引き込みます。気がつけば、落語初心者の私もすっかり夢中で聴き入ってしまいました。
そもそも東三楼さんが落語界に入ったのは、高校生の頃。現在の師匠・柳家 権太楼さんの落語を聴いたことがきっかけだったとか。その時の舞台もここ末廣亭。運命を感じてしまいますね。その時、権太楼師匠の演目「芝浜」を観て感動し、やがて大学を中退して弟子入り。精進を重ねて15年、晴れて真打昇格となったのです。
末廣亭での「真打昇進襲名披露興行」は今月10日(水)まで。東三楼さんの出演は、今週6日(日)の夜席。その後は浅草園芸ホール、池袋演芸場、国立劇場で興行していくそうです。
皆さんお誘い合わせの上、是非行って観て下さい。