公開中の李小牧ドキュメンタリー映画『選挙に出たい』12月16日(日)上映後はヴィヴィアン佐藤とトーク
歌舞伎町案内人として知られる李小牧(り・こまき)さんが新宿区議会議員選挙に出馬する姿を追ったドキュメンタリー映画『選挙に出たい』。
12月1日(土)よりポレポレ東中野で連日19:00~上映中。16日(日)には、『ジェイジー』の連載でお馴染みの非建築家・ドラァグクイーンのヴィヴィアン佐藤さんが上映後トークに出演。李さんとともに新宿について語ります。
過去に『ジェイジー』の連載『御苑人』にも登場いただいたことのある李さん。当時の編集長とトークイベントを行なったことも。そして、『ジェイジー』最新号のシンタメコーナーでは、選挙に出馬したきっかけや見どころなど、李さんのインタビュー記事を掲載。
李さんが、「これは李小牧の映画ではなく”新宿の映画”」と話すとおり、劇中には新宿の街の風景が多く、新宿の記録としても見る価値あり。個人的には、選挙に対する気持ちや苦悩がこみ上げ、李さんが涙するシーンが印象的で一緒に泣きそうになりました……。
新宿を深く知る李さんとヴィヴィアン佐藤さん。ふたりがどのようなトークを繰り広げるのか楽しみです!
映画『選挙に出たい』
日本で暮らす中国人女性・ケイヒによる初監督作。山形国際ドキュメンタリー映画祭などに出品され、高い評価を得る。ヤクザと渡り合い、刑事を友にして歌舞伎町を生き抜いてきた李小牧が、言葉や習慣の壁に苦労しながら新宿区議会議員選挙に挑戦する。次第に見えてくるさまざまな社会問題。彼が選挙を通して感じた「ニッポン」「民主主義」とは?