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ヴィヴィアン佐藤×北見えり(フェティッシュモデル)対談【本誌連載『ヴィヴィの部屋(Booth)』vol.2拡大版】

新宿在住のアーティスト・ヴィヴィアン佐藤さんが日頃から利用している歌舞伎町のインターネットカフェ&カプセル「Booth Net cafe & Capsule」。そこに、若手クリエイターやアーティストを招き、対談する本誌連載『ヴィヴィの部屋』の拡大版。
 
第2回目のゲストは、16歳より撮影会モデルとして活動をスタートし、現在は、セルフポートレートをテーマとした作品を発表、ラバースーツ写真集第2弾が今夏発売予定のフェティッシュモデルの北見えりさん(25)です。
 
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ヴィヴィアン佐藤(以下、ヴィ):えりちゃんに初めて会ったのは去年1月、私の昔からの知り合いでもある”カミングアウトサロン”のママと一緒に、私が主催するヘッドドレスワークショップに来てくれたのよね。
 
北見えり(以下、北見):そのワークショップの帰りに、ママが、「あなた、いろいろなヘッドドレスを被って撮影したら面白いんじゃない?」って言ってくれて、軽い気持ちでヴィヴィさんにオファーをしました(笑)。
 
ヴィ:そこから1年間、「5月病」とか「花火」とか、えりちゃんが毎月決めるテーマに沿って、私がヘッドドレスを作って、それをえりちゃんが被って撮影するというコラボをして写真展も開催(Instagramでヘッドドレス姿を公開)。その繋がりで、今回は双子コーデにしました(笑)。
 
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北見:高校生の頃から、「私がさらわれた女の子だったら……」のような設定を決めて、連れ去られるシーンを撮ったり、物語性のある作品を作ることが好きだったんです。でも、20歳の頃から小さいビキニを着るだけで人気が出たりして、物語性のある作品をやらなくなったんです。それからまた設定を決めて撮影をしたいと思ったときに、ヘッドドレスに出会えて。うれしかったです。
 
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ヴィ:えりちゃんはプロデューサーであり、セルフマネージメントにも長けているから面白いのよね。
 
北見:昔から見せたがり、目立ちたがりなんです(笑)。ヴィヴィさんがジャンルや職種を越え、前例のないことをやって、「ヴィヴィアン佐藤」というジャンルを確立させているように、この先、私も「北見えり」というジャンルを確立させたいです!
 
(撮影:高澤梨緒)
 
■ヴィヴィアン佐藤
19××年生まれ。新宿区在住のアーティスト、映画評論家、ドラァグクイーン。新宿をはじめ、広島県尾道市、青森県七戸市では観光大志として町おこしも精力的に行なう。「殺しのヘッドドレス」と称し、ヘッドドレスのワークショップも定期開催。
https://twitter.com/viviennesato
 
【取材場所】
DVD鑑賞にもおすすめ!
お洒落で清潔感のある新宿のネットカフェ&カプセル
Net Cafe & Capsule Booth

 
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