【バックナンバー】玉ちゃんのスナック論「その6 スナック文化を絶やさぬため、若い店を応援すべし」
※本記事は『JG』vol.84(2016年3月26日発行号)に、一部加筆・修正し転載しています。
おしゃれなBARや居酒屋が目立つJGエリア。でも、実はそのにぎわいをスナックだって支えているのだ。古き良き昭和の香り漂うスナックの魅力を、玉ちゃん(玉袋筋太郎)が紹介!!
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【その6】
スナック文化を絶やさぬため、
若い店を応援すべし
(荒木町「二枚貝」にて)
荒木町に“Wママ”体制のスナックが開店したと聞いて来てみたら、店名が「二枚貝」。シャレが効いているね。“下の話”にも掛けていて、常連さんに“ゲスナック”って冗談で言われることもあるんだって。俺も人のこと言えないけど、ひでえ名前でも生き方がしっかりしていれば良いんだよな。
ママの名前は、ちなつさん(写真=右)と、かなこさん。「飲み会に誘われることが多くて、外に行くなら自分たちの基地(店)があった方がラク」という理由で、開店したんだって。場慣れしているし、客さばきも上手そうだ。
スナックの新店は珍しいから応援したくなっちゃうね。荒木町に新たな息吹をもたらして、歴史を積み重ねてもらいたいな。
■玉袋筋太郎(たまぶくろ・すじたろう)
芸人(浅草キッド)。生まれも育ちも新宿で、新宿への愛が深い。テレビやラジオで活躍する一方、全日本スナック連盟会長としてスナック文化の継承に務めている。
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【ナマ配信】玉袋筋太郎の自宅スナック「自宅ック玉ちゃん」
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