ちびっ子おばけたちが曙橋に大集合!! あけぼのばし通りでハロウィンイベント
やれ南瓜だ、やれ幽霊だと、各地でハロウィンに関連するイベントがたくさん開催されているなか、あけぼのばし通り商店街でも、今年で13年目の開催となる名物イベント『HAPPY HALLOWEEN』が開催されました。(どうでもよいですが、南瓜と幽霊、日本語で書くと、ガラリと印象が変わるものですね……)
同イベントは、あけぼのばし通り商店街が主催し、地元の子どもたちが通う牛込仲之小学校PTAと、商店街の近くにある東京韓国学校が協賛しているイベントで、毎年10月の最終土曜日に開催されています。今年は先週の土曜日、10月27日に開催されました。
イベント時には、あけぼのばし通りが歩行者天国になり、仮装した子どもたちや、お父さんお母さんたちで大にぎわい!!
「Trick or treat(トリックオアトリート)」と元気に声を出しながら、子どもたちが、約40店舗の参加店をまわって、たくさんお菓子をもらっていました。
(ちなみに、お菓子は商店街とPTAが用意したもので、イベント参加店舗に事前に配られたものとか)
1時間と開催時間は短いながらも、毎年、このイベントを訪れる人の数は、なんと約3000人!!
イベントの評判を聞きつけ、遠くから毎年参加している人も多いとか。
一時期、あまりに参加者が多くなりすぎたため、ウェブでの告知をストップ、以来ここ最近では、地元でのポスター掲示などの告知に止めているとか……。
カボチャのおばけ、海賊、お姫様、河童、孫悟空、マリオ、スーパーマン、スパイダーマン……など、それぞれ好きなキャラクターに扮した子どもたちは、お互いの変身ぶりに驚き合ったり笑い合ったり、とても楽しそう。お菓子をもらってニコニコとしている表情が印象的でした。
我が子のその表情を写真に収めようと、カメラを構えるお父さんお母さん。なかには、子どもと一緒になって仮装を楽しんでいる方もいました。
参加店の方も、工夫を凝らした仮装をして、子どもたちを楽しませるのに一生懸命のようで……。
町全体がみんなで一緒になって楽しんでいる雰囲気が伝わってくる、とても素敵なイベントです。
そもそもこのイベントは、「子どもたちが楽しめて、地域が盛り上がるような恒例イベントを作りたい」と、PTAのお母さんたちが中心になって発案したもの。
イベントがスタートした13年前と言えば、商店街のそばにあったフジテレビがお台場に移転して2年ほど経った頃(97年、フジテレビ本社は、河田町からお台場に移転)。“フジテレビの城下町”としてにぎわった商店街が、少しづつ閑散とし始めてきた時期です。
そう考えると、子どもたちはもちろん、大人も一緒になって、町中のみんなが楽しんでいる、というのも頷けます。なんて、深く考えなくても、子どもたちが楽しそうに笑顔でいる姿は、十分、大人をわくわくさせるものですが……。
ただ、ちょっぴり寂しかったのが、イベントが終了した途端、それまでビッシリ通りを埋め尽くしていた子どもや大人たちの姿が通りから消えてしまって、普段のあけぼのばし通りの風景になってしまっていたこと……。
あけぼのばし通り商店街は、とても温かい雰囲気の町です。個性的で楽しい店も、たくさんあります。
この記事をご覧になった方、来年のハロウィンイベントにはもちろん、ぜひ一度、普段のあけぼのばし通りにも遊びに行ってみてくださいね。
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