本誌に掲載しているガトーショコラ専門店「ケンズカフェ東京」のイメージガールシリーズ。最新110号には、5人組アイドルグループ・まねきケチャの松下玲緒菜さんが登場！ 近況のほか、メンバー4人（中川美優、宮内凛、深瀬美桜、篠原葵）についての話も聞きました。
＜10月5日更新＞
『ジェイジー』（vol.110）発行しました【PDF公開】
――新型コロナでの自粛期間中は無観客配信ライブが多かったと思います。戸惑いはありましたか？
普段はお客さんが会場に一杯いてくれていたけど、初めて無観客でライブをしたときは、お客さんがいなくてコール（＝掛け声）がなくて寂しかったし、ツラくて泣きそうでした。「がんばれー！」とかの声援も聞こえなくて……。TwitterとかSNSを見ると、生のライブがなくて“ヲタク離れ”しちゃう人もいたりして……。
――ヲタクが離れていくのがわかった？
結構みんなのツイート見てるんですよ。ファンの人が、（アイドルの追っかけではなく）リアルを充実している感じのツイートをしていたり、ヲタ活（＝ヲタクの活動）のツイートをしていなかったりすると、私から離れていっているなって思います。
――推して（応援して）くれているファンが、ほかのアイドルのライブを見に行ったというツイートもあるのでは？
あります。この前、まねきケチャのトークイベントでそういう話になって、私、その場で泣いちゃいました……。
――まねきケチャといえば、ファンのコールも盛り上がりのひとつだと思うのですが、現在は観客を入れたライブでは感染対策としてコールできない状況が続いています。そのあたりは慣れましたか？
少しずつ慣れました。だけど、今年、5周年を記念して自己紹介曲を自分たちで作ったんですけど、ファンの人たちに名前をコールしてもらうところがあって、そこは自分たちで言うしかない。コールありきで考えていたから悲しいですね。それでも、みんな声を出すかわりにメンバーの名前のところで手拍子してくれるのが嬉しいです。
――今年5月に発売した写真集を拝見しました。「健康的で元気でかわいい」と感想をお伝えしたら、ほとんどの人が同じような感想だそうで、ちょっとだけ納得いかない様子でしたね（笑）。
グループの宮内凛ちゃんがグラビアに出ると、「マシュマロボディ」って言われるんですよ。肌が白くて体も“わっ”ってなっていて。私もマシュマロって言われたい。マシュマロって表現がかわいいじゃないですか。私もマシュマロじゃないですか？
――そうですね（笑）。ほかに、それぞれのメンバーに対して「この子のこの部分がほしい」と思うところはありますか？
中川美優ちゃんは、何もしなくても面白い。バラエティとかにも呼ばれるし、ツッコミどころがあるじゃないですか。趣味もめっちゃあるし。サバゲーや麻雀とか。そういうの、私は趣味がないからいいなって思います。
――趣味がないとはいえ、最近ハマっていることはあるのでは？
最近なんだろう……、TwitterとTikTokしか見てないんですよ。メイクとかドッキリとか。
――それも趣味のひとつとしていいじゃないですか。続いては、一昨年加入した最年少メンバーの篠原葵さんについて。
葵ちゃんは、“清楚”っていう感じでマイナスイオン発しているから、居るだけでその場が和みます。葵ちゃんが加入する前、深瀬美桜ちゃんが先に新メンバーとして加入しているんですけど、まねきケチャって、美桜ちゃんが入るまでは結構暗かったんですよ。楽屋でも誰も喋らなくて、バラエティに出ても「楽屋がお葬式だよね」とか言われるくらい。それが、美桜ちゃんが入って明るくなって、葵ちゃんが入って“ほわほわっ”とした感じになって。
――暗かった原因は、仕事をこなすのに必死だったとか、メンバーの仲が良くなかったとか？
メンバーの仲は良かったです（笑）。（まねきケチャの）プロデューサーに怒られるんじゃないかと思っていつも怯えてたんです。私は遅刻が多くてよく怒られていたので（笑）。
――いまは遅刻していない？
いまもちょっとしちゃうんですけど、メンバーが優しくて。フォローしてくれる。本当に雰囲気が良くなりました。
――次は深瀬さんについて。
美桜ちゃんは顔が好きです（笑）。顔がちっちゃすぎてお人形さんみたい。鼻も高くて目もパンって感じで本当に美少女だなって思います。あと声量が凄いあるんですよ。イヤモニで聴いていても耳が壊れちゃうんじゃないかって思うくらい本当に大きくて、パワフルで元気で。健康的ですよね（笑）。いいなって思います。
――最後は、宮内さん。
凛ちゃんは、トーク力が凄いあるんですよ。みんなをまとめてくれたりとか。リーダーは美優ちゃんだけど、「隠れリーダー」って言われていたりします。あと、まわりの人の元気がなかったり、機嫌が悪かったり、嘘をついていたりとかするとすぐバレちゃいます（笑）。人狼ゲームをしたらすぐバレちゃう。
――玲緒菜さんは5人の中ではどういうタイプ？
一番意見を言うかもしれないです。結成から6年間ずっと言う立ち位置だったかも。プロデューサーとかにもこうしてほしいとか、歌についてとか。みんなの分の意見をまとめて言うのが多いかもしれません。それでよくプロデューサーと喧嘩になったりとか。
――喧嘩できるのは凄いですね。ちゃんと自分の意見を言えるところが。
いやあ、昔は尖ってたんです（笑）。いまは喧嘩にはならないです。
――結成6年目で個人とグループでやってみたいこと。
グループは結成3年目で武道館でワンマンライブをやったんですけど、そのときのメンバーといまは違うので、いまの5人で武道館でワンマンライブをやりたいです。個人では、ずっと言っているんですけど、演技のお仕事をしたい。あと、歌のお仕事も。You Tubeの「歌ってみた」で、カバー曲を歌ったりもしたいです（※9月30日に念願の「歌ってみた」動画を公開）。
――演技はどういう役をやりたい？
学園ものやりたいです。急がないと年齢がオーバーしすぎてしまう（笑）。
――ハロウィンシーズンということで、いまはどんな仮装をしてみたい？
流行っているのだと鬼滅（漫画『鬼滅の刃』）とかですね。
――絶対似合いますね、禰豆子。
禰豆子やりたいです（笑）。過去のイベントでは、ファンの人も仮装してきてくれて。超かわいいのもあれば、わかりにくい仮装する人もいて。ぬりかべとか（笑）。
――最後に余談ですが、毎年、夏に西新宿で開催している（今年は中止）「ケチャまつり」（ケチャ＝バリ島の呪術的合唱舞踊劇）はご存知ですか？
（「ケチャまつり」の動画を視聴）。ケチャケチャ言い続けて踊っているの衝撃ですね（笑）。知らなかったです。
――伝統的な踊りなので恐れ多いですが、同じ「ケチャ」同士、いつか新宿でコラボしてほしいです（笑）。
私もコラボしてみたいです（笑）
■松下玲緒菜（まつした・れおな）
1999年愛知県生まれ。まねきケチャのセンター。歌唱力が高く、感情のこもった歌声が魅力。激辛好きでライブ会場の最寄りに「蒙古タンメン中本」があればライブ前とライブ後の2回行くことも。地元・名古屋グルメのおすすめ店は、小さい頃から通っているという「あんかけスパ」専門店「スパゲッティハウス シェフ」。
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ケンズカフェ東京
https://kenscafe.jp/
（撮影：蔦野裕）
