世界一可愛い!! 最新ベスト盤発売 “ゆかりん” トレーラーが新宿の街に
先日、新宿通りを歩いていましたところ、何やら後ろから近づいて来るのは妖精めいた可愛らしい歌声。思わず振り返るとそこには、ゆかりん!!
はい、10月17日に発売した、声優・田村ゆかりさんの最新ベストアルバム「Everlasting Gift」の宣伝トレーラーでした……。私以外にも撮影している人がちらほらいて、“王国”の偉大さを感じますね。あ、“ゆかりん”と“ファン”の関係のことを“王国”というんですよ。
ニューアルバム「Everlasting Gift」は、12 thシングルから20thシングルまでの表題曲に、「fancy baby doll」と「Honey Moon」、そして新曲2曲が収録された全13曲のアルバム。人気アニメ『魔法少女リリカルなのはStrikerS』のEDや、ライブで大盛り上がりの「fancy baby doll」、ここ最近で一番のヒット曲である「Endless Story」などなど、全てが名曲、神曲の傑作アルバムです。
初回限定版には、新曲「パーティーは終わらない」のPVとメイキングが収められたDVDに、ミニ写真集が付いてきます。初回限定版、通常版どちらも共通で、2013年2月27日予定のバースデーイベント『17才だよ!! ゆかりちゃん祭り!!』の応募シリアルナンバーが封入されています。
巨大トレーラーは21日まで運行です。運行スケジュールはコチラで確認できます。また、新宿アルプス広場付近に巨大ポスターも掲出中です。こちらも21日までですよ。
ところで、最近、よく聞く“アイドル声優”とは一体? 簡単に説明すると、「アイドルのように歌を歌ったり、ライブをしたり、声に限らず表に出ることが多い声優」のことを言います。では、それは、どのように生まれた存在なのでしょうか?
1970年代後半、声優雑誌が創刊されたことにより、声優さんが顔出しをする場が出来ました。また、キャラクター本人としてキャストが歌う“キャラソン”という曲の形態もありましたし、声優と歌というのは非常に近い関係にありました。元々、声を武器にする人たちですしね。そこから派生して、声優がライブイベントで“キャラソン”を歌ったり、企画でユニットを組むことが多くなってきます。こうした流れと、声優さん自身の人気が組み合わさった結果、“アイドル声優”ブームが来たのかもしれません。
“アイドル声優”と呼ばれることや、ブームをよく思わない声優さんもいます。ですが、“アイドル声優”と“声優”は、はっきり区別出来るものではありません。現在、演技派と呼ばれる若手声優の中でも、一度も顔出しをしたりライブに出演したことのない人のほうが稀なのではないでしょうか。
そして、そういった“アイドル声優”の頂点に立つ一人が、田村ゆかりさんなのです。声優総“アイドル声優”時代とでも呼べる今、彼女がトップを維持している理由、それは完璧なプロ意識ではないでしょうか。毒舌でロリータという個性的なキャラをずっとぶれさせないところ、ライブではアンコール後もずっとファンに手を振り続けたりするファン想いなところ。そして、「Everlasting Gift」もベストアルバムでありながら新曲を2曲も収録し、過去の曲を編曲しています。徹底した、“楽しませる”という意識。それこそが、“ゆかりん”がカリスマである理由に感じます。
トレーラーもポスターも21日までなので、“王国民”もそうでない人も急ぎましょう!