今月19日、新宿駅近くの丸井新宿東口ビルの5階～7階に、ブックオフ新宿東口店がオープンしましたね。遅ればせながら先日、新宿駅東南口で配布されていた155円引きクーポンが付いたうちわを片手に、私もお邪魔してきました。
こちらのビル、1階がスーツカンパニーになっていて、ブックオフがある上の階には、一度スーツカンパニーの店内に入らなくてはなりません。「スーツを買いに来たわけじゃないけれど大丈夫かしら……」なんてどぎまぎしながらエレベーターを探していると、スーツカンパニーの美人店員さんが「奥にありますよ」と案内してくれました。
さて5階に着いてまず驚いたのが、その広さ! 「新宿にブックオフができた」と聞いて、失礼ながら狭い店舗をイメージしていたのですが……。「当店は都内でも最大級の広さなんですよ」と同店の平田店長。聞けば、こちらは「都市型大型店」と位置付けられる店舗で、3フロア合わせての売り場面積は約1028平方メートルあるとか。本棚と本棚との間隔も充分な余裕があり、じっくり本選びに集中できそうです。
店の特徴としては「あえて特徴をなくしていること」らしく、その理由としては「あれこれ新しいことを盛り込みのではなく、これまでお客様にご支持いただいているサービスを正確に行いたいから」とか。新宿の一頭地、周辺に大型書店も多く、家賃も決して安くないなかで、原点に戻って勝負しようとするその姿勢は潔くて好感が持てます。「新宿には書店さんも多いですが、うちがどうこうではなく、とにかく“本を読む人”が増えてくれれば」と平田店長。
さらに曰く「新宿に店をオープンさせることがブックオフの長年の夢だった」。というのも、実はこれまでインターネットでブックオフが検索される際、もっとも多かった「関連ワード」が、“新宿”だったらしいのです。つまり、ブックオフが新宿にあるかどうかを検索する人が多かったということ。ブックオフの大型店が新宿にできることは、たくさんの方が望んでいたことかもしれませんね。
※追記
ブックオフ新宿東口店は、2019年11月に新宿駅西口店と統合しました。
