感染対策、手作り熊手、開運宝くじ……2020年、新宿三社の酉の市に行ってきた!
毎年11月の酉の日(十二支の酉に当たる日)に、日本各地の鷲神社、酉の寺、大鳥神社で行なわれる“冬の風物詩”酉の市。「今年はコロナ禍のなか、どういった雰囲気で行なわれるんだろうか…」と、気になったので、11月2日に催された「一の酉」に行ってきました! 花園神社(新宿)、熊野神社(西新宿)、須賀神社(四谷)、それぞれの模様をレポートします!
感染症対策を徹底!【花園神社】
「関東三大酉の市」のひとつとして、毎年約60万人もの人出で賑わいます。今年は熊手店のみ出店し、境内及び靖国通り歩道上での露店出店は一切禁止、22時で祭典終了など、感染症対策のため変更点も多い。宮司曰く、「今年は原点に立ち戻った神社のお祭り本来の雰囲気が味わえる」とのこと。
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▲入り口では消毒、検温を実施。マスクを忘れた参拝者用にマスクも用意。
▲間隔をあけて並ぶ参拝者。巫女のイラストの看板からは「間隔をあけてお並び下さい」と、アナウンスが流れる。
▲今年は熊手屋が約50店舗ほど出店。“酉の市名物”である手締めの掛け声や手拍子があちこちで鳴り響いていた
[アクセス]東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線「新宿三丁目駅」E2出口から徒歩1分、JR・小田急線・京王線「新宿駅」東口から徒歩7分
手作り熊手をゲット!【十二社 熊野神社】
例年露店の出店はなく、社務所で熊手の授与が可能。「酉の市」期間限定の御朱
印も授与しています。
▲神職がひとつひとつ手作りで奉製している熊手。限定300体ほどで、無くなり次第終了
▲御朱印には各日、「一の酉」「二の酉」「三の酉」の文字が印字される。
[アクセス]JR新宿駅よりバス5分(新宿西口バスターミナル16番、17番より永福町行き、佼成会聖堂前行き、渋谷行きのいずれかに乗車し十二社池の下で下車)、
都営大江戸線西新宿五丁目駅A1出口から徒歩4分、都営大江戸線都庁前駅A5出口から徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線 西新宿駅E4出口から徒歩13分
豪華景品が当たる宝くじ!【須賀神社】
2016年に大ヒットした新海誠監督作『君の名は。』の聖地巡礼の地として、全国から多くのファンが訪れることでも有名。例年通り小規模な露店(あんず飴や串焼き、たこ焼きなど)も出店しています。
▲須賀神社オリジナルの「開運熊手守」。授与すると、熊手守一体につき一回、開運宝くじを引くことができ、豪華景品があたるチャンスも! 今年の一等賞は電動自転車!
▲地元、四谷の老舗カステラ店「坂本屋」が作る、酉の市名物『切山椒』。山椒の香りで厄をはらってくれるという縁起物のひと品。
[アクセス]東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」から徒歩7分、JR中央線・総武線「四ツ谷駅」から徒歩10分、東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」から徒歩10分、JR総武線「信濃町駅」から徒歩10分
次回、「二の酉」は11月14日(土)。ご来社の際は、マスクの着用、一定の距離を保つなど、感染症対策をに十分気を付けていお越しくださいね。
令和二年 大酉祭日程
二の酉 11月13日(金)前夜祭・14日(土)本祭(酉の日)
三の酉 11月25日(水)前夜祭・26日(木)本祭(酉の日)
※前夜祭は花園神社のみ。