6月12日(日)まで! 写真展「戦後 1945~1989 昭和の新宿風景」開催中
新宿歴史博物館で12日(日)まで、写真展「戦後 1945~1989 昭和の新宿風景」を開催中です。
同施設では2010年度から、たびたび“新宿風景写真展”が行われていましたが、今回はその集大成ともいうべき展示とのこと。
私も実際に見に行きましたが、昭和20年代から昭和の終わりまでの新宿の風景写真が約100点も紹介され、見応え十分です!
展示の仕方も工夫され、昭和20年代「混乱と解放」、昭和30年代「オリンピックへ」、昭和40年代「熱き時代」、昭和50~60年代「昭和の終わり」と、年代別にその時代を表すタイトルが付いていて、興味をそそられます。
とくに印象的だったのは、アルタ建設以前の建物(食品デパート二幸)や、当時の新宿西口思い出横丁の写真。その場所の現在の様子をよく知っているだけに、白黒写真で見る昔の風景が、私の目には斬新に映りました。
また、当日の人たちの生活観がわかるようなユニークな写真も多く、当時から新宿がバイタリティにあふれた賑わいのある街だったことがよくわかります。
このほか会期中は、新宿の航空写真の展示や、「歩行者天国始まりの日」という昭和45年8月2日に新宿大通りで撮影された約3分ほどの映像の上映も。
さらに、展示担当学芸員によるギャラリートークも行なわれています。
これまで、新宿の街の歴史に触れる機会がなかった私は、この写真展で「昭和の新宿」について学ぶことができました!
今週末で終了なので、お時間がある人はぜひ。どのように現在の新宿が形成されたのか、こ写真を通じて歴史を感じてみてはいかがでしょうか?
【戦後 1945~1989 昭和の新宿風景】
日時:~6月12日(日)
時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
料金:観覧無料
場所:新宿区立新宿歴史博物館 地下1階 企画展示室
主催:公益社団法人 新宿未来創造財団
【関連イベント】
<ギャラリートーク>
展示担当学芸員による解説
日時:会期中の毎週土曜日13時~(約30分)
料金:無料