【編集部連載】0からハチミツ#2
しんじゅQualityのみつばちプロジェクトに編集部が密着する連載「0からハチミツ」。誌面には載せることができなかった情報を更新していきます!
今回は採蜜作業に密着します。
「しんじゅQuality みつばちプロジェクト」とは、障害者の就労機会の創出と地域の方々との交流を目指したプロジェクトのことです。
さっそく、取り出した一枚の巣から蜜を採取していきます。まずは表面で固まっている蜜が、中の蜜に蓋をしてしまっているので、少しそりのある蜜刀という包丁のようなもので巣を傷つけないように削っていきます。削りやすいように、沸騰したお湯に刀をつけておくのがコツです。
削った蜜蓋は、蜂蝋といって食べることもできます。グミのような食感で、なんだったら私は蜂蜜より好きでした。Amazonで買えるのでぜひ食べてみてください。
次は、蜜蓋を削った巣を遠心分離機に入れていきます。分離機といっても手動で、みんなで順番にくるくると回していきます。
あまり強く回しすぎると巣の形が変形してしまうので、慎重に回していきます。蜜蓋をきれいに削るのも、巣箱に戻して再利用するためです。
写真は、一番新鮮な瞬間の蜂蜜を収めたものです。口に入れるとさらさらとした食感で、花の香りが広がります。
そしてここからもう1作業。瓶詰めとシール貼りを行って商品として完成させていきます。
というわけで次回は瓶詰め、シール貼りに密着します。
#3に続く