5月22日（金）～25日（月）に、花園神社の例大祭が開催されました。例大祭は、新宿の氏子地域の8カ町（新宿一丁目、二丁目、三丁目、四丁目、三光町、新宿園、番州町、花園町）の神輿が出る、地域文化を支える大切な行事のひとつ。
今年は、“陰の年”ということで、24日（日）の13時頃に、8カ町8基の神輿が伊勢丹新宿店前に集結。
式典では、花園神社禰宜の片山順子さん、総代会会長の喜多崇介さん、そして、御苑人に出演いただいたことのある、新宿区長の吉住健一さんと新宿観光振興協会理事長•三越伊勢丹ホールディングス社長の大西洋さんが、挨拶をし、島田囃子による獅子舞奉納が行なわれました。
その後、8カ町8基の神輿による「町会神輿連合渡御」を実施。前日まで雨の予報だったのですが、担ぎ手たちの熱い想いが通じたのか、当日は見事に晴天。みなさん大きな掛け声とともに、時折キツそうな顔を見せながらも、楽しそうに担いでいました。
そして、今年は、海外留学生に日本の伝統文化を伝えるため、新宿観光振興協会による新しい試みも実施。各町会の担ぎ手たちのサポートのもと、約40名の留学生が神輿を体験し、笑顔で汗を流していました。
僕が渡御で注目しているのが、神輿を下ろすときに拍子木を鳴らす人。荒ぶる担ぎ手たちの神輿の向きを整え、キレイに神輿を下ろさせたときの姿はカッコイイのひと言。あのプレッシャーのかかる責任重大なポジションをこなしているのを見ると、憧れすら感じます。
6月6日（土）～8日（月）は四谷・須賀神社の例大祭。花園神社と須賀神社の例大祭では担ぎ方も違うので、花園神社を知っている方はその違いもぜひ楽しんでください。僕もまた見物に行きます！
