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『新宿区若者のつどい2021』レポートvol.1 文明堂東京社長・宮﨑進司さん トークショー!

文明堂東京社長・宮﨑進司氏×新宿区長・吉住健一氏のトークショーが、11月20日(土)開催の「新宿区若者のつどい2021」にて行なわれました。今回はその模様をお届けします!

■左からKCアシスタントの寺嶋由芙さん、大森徹哉さん(H14社長)、宮﨑進司さん(文明堂東京社長)、吉住健一新宿区長、MCのギュウゾウさん。みんなで電撃ネットワークの「電撃ポーズ」!

自己紹介から始まったトークショー。中学校の時に親御さんの転勤で愛知から東京に引っ越してきた宮﨑さん、中学校は西戸山中学校に行かれたそうです。2本目のトークショーのゲスト、卜部蘭さんと同じ中学校出身ということで、流れはオリンピックの話題に。今夏聖火ランナーに選ばれた思い出を語ってくれました!

アイスブレイクが終わったところで、社長業のお話に。

大学卒業後入った会社にて文明堂創業一族である現在の奥様と出会い、結婚後も文明堂には入らず元の会社で働いていた宮﨑さん。しかし、前社長だったお義父様が倒れたことをきっかけで、30歳の時に文明堂に入社します。取締役を任されるということで株主総会に出席することに。
しかし、株主総会に向かう車で前社長秘書から電話口で伝えられたのは、なんとその日から社長を任されるということでした! 総会30分前に、考える暇もなく重たい任命を受けるという、信じられないエピソードです。

吉住区長も29歳で前職を辞め、30歳で政治の世界に足を踏み入れ始めたそう。「若者のつどい」に多く集まる層と同じくらいの年齢で人生のターニングポイントを迎えたふたり。その後も若者世代に響くエピソードを話してくれました。

宮﨑さんは入社直後から社長に就任するということで、まずは信頼を得るために、最初の1カ月は工場に毎日通いました。玄関の掃除なども率先して行ない、最も忙しい店舗でも修行をしたそう。その結果、前から働いていた社員に認められたという手応えを得られたといいます。「まずは自分で動く」ことが重要だと語ってくれました。

「若者のつどいを観ている20代、30代の方に苦労して良かったことを伝える」というコーナーでも、お二人は「争わずに、どうしたら同じ方向を向けるかを考えることが大切」という、コミュニケーションの重要性を話してくれました。

■出演者の前には文明堂の商品が! 最近はアスリート向けのV!カステラが人気。

「社長」「区長」という肩書きから「凄い人」という目線を向けられがちですが、その立場に至るまで、また至ってからもさまざまな苦労を経験しているおふたり。身近な印象を持たれた人も多いのではないでしょうか。
最後に、おふたりから若者世代へ向けたメッセージを掲載します。

【文明堂東京社長・宮﨑進司さん】
不惑(40歳)を超え「目の前の人を幸せにする」ということを決めてから判断がブレなくなりました。20歳、30歳の時は、そういった基準が無かったのでフラフラしてたような気がします。でも、若い時はそれでいいのかも。色々な経験をして、最終的な目的がいずれ決まってくるから、今は与えられた刺激に対して反応していくことが大切なのだと思います。

【吉住健一区長】
私は来年50歳になるのですが、この位にになると終わりのタイミングを考え始めます。今考えているのが、若い人をどこまで引き上げられるか。自分が若者世代だった頃は、何かを取りに行くよりも、与えられたものを全力でこなしていました。自分のベストを尽くすと自然と道が開けるのではないでしょうか。目標が無くても焦らず、与えられた境遇をどれだけ楽しめるか、これだけは負けないということをどこまで見つけられるか。こういったことを意識していれば、モチベーションを保ちながら頑張れると思います。自分らしく生きるのが良いと思います。

宮崎さん、吉住区長ともに、ご自身の経験をもとに大変参考になるお話をしてくれました。 社長業のほか、東京商工会議所新宿支部青年部幹事長を勤め、新宿を盛り上げることにも全力を尽くす宮﨑さんの活躍に今後も大注目ですね!

 

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