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噂の街コンに潜入!! “歌舞伎コン”体験記

歌舞伎町といえば“怪しい夜の歓楽街”というイメージが強いかもしれない。しかし、実は老舗や洒落た店も多く、昼間足を運んでみると、意外な発見があって面白い。
そんな歌舞伎町で6月16日(土)、最近話題の“街コン”が、“歌舞伎コン”と銘打って開催され、記者も編集部のケイティさんに誘われ参加してきた。

イベントの会場になったのは、旧コマ劇場周辺の飲食店街で、参加者たちは開催時間の14時から17時の間、イベント参加店舗を自由に行き来し、その間、食べ放題&飲み放題で楽しめるというのだ。参加条件は20歳~39歳の男女で、同性同士2名で事前申し込み制。参加費は男性6000円、女性3500円。

参加者はまず所定の受付場所で、参加者用のリストバンドと参加店舗のマップを受け取り、1軒目は事務局指定の店でスタート、その後は1軒につき30~40分で自由に店を移動していく……という流れだ。

記者たちがまず訪れた店舗は、歌舞伎町の老舗のとんかつ屋「にいむら」。40人ほど入るフロアがほぼ満席状態で、男女2名ずつ向かい合い、和やかな雰囲気のなか会話を楽しんでいた。男女の組が必ずできるよう、事務局が仕切ってくれるので、シャイな人でもあぶれて寂し い思いをする心配はない。なるほど、“街コン”は食べて飲んで出会いのチャンスに心ときめく、一粒で何度もおいしい企画である。
ところで実際に“街コン”に参加する人たちは、どのような思いでいるのだろうか? 興味があったので参加者にいろいろと話を聞いてみた。

まず、会社の先輩と後輩コンビの男性。先輩の方は、既に街コン3回目らしいが「彼女は欲しいけど、色々な人と知り合えるのが楽しいから」と、そんなにがっつりパートナーを求めているわけではなさそうだ。同じように“街コン数回目”という方は結構多く、1回参加するとリピーター率は高いようで、「歌舞伎コンというネーミングは女性にはとっつきにくい」と、持論を披露する“街コン通”もいるほど。女性の意見としては「最近おいしいもの食べていないから、沢山食べられると思って。参加費があと500円安いといいんですが……」(22歳、アルバイト)などと現実的。他にも「街コンは週末開催が多く、自分は休みが不規則なのでなかなか参加できない」(介護士男性)という声もあった。

男女とも屈託なくイベントを楽しんでいる印象で、「これって、昔の歌声喫茶やダンスパーティに集まった若者と同じ?(古っ!)」と、ほろ酔い気分も手伝ってオバサンな感想を抱く記者であった。

今が旬のイベントに思いがけず参加できた役得に感謝、街コン事務局を勤めて下さった元気UPプロジェクトの皆様、編集部のケイティさん、お世話になりました!

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