新宿の伝統文化を学ぶ『秋の文化体験プログラム』、31日申し込み締め切り

 何か新しいこと始めたいなあ。大人になるほど、“初めて”って体験しづらくなりますよね。“ちょっと珍しいことに挑戦!”みたいなの、久しぶりにしたいんですけど。
 なんて勝手なことを思っていましたら、新宿で“文化体験”が出来るとか……!

 

 新宿はビジネス街や盛り場のイメージが強いですが、実は、江戸から続く染色の地でもあり、文化的にも奥深い街。現在のちょうど高田馬場辺りでしょうか、昭和の頃は、神田川のあちこちで職人たちが布を洗う光景が見られたそうですよ。ほかにも新宿の文化といえば、寄席だってありますよね。
 そこで、新宿の代表的な2つの文化を気軽に学べるイベントのお知らせです。

 

 新宿区が定期開催している体験プログラム。今回の『秋の文化体験プログラム』は、11月14日~29日に、東京手描友禅工房「協美」染の里「二葉苑」「芸能花伝舎」のいずれかで行われます。
 複数あるコースのうち、どれを希望するかによって、場所と日時は変わるので、詳細はホームページで確認してみてください。

 

 コースは、『染色~手描き友禅~』『染色~型染め~』『寄席の楽しみ』『寄席文字体験』の4つで、参加費は1コースにつき、たった100円という驚きの安さです!!

 

 応募はハガキかファックスで下記宛に。10月31日必着です。

 

〒160-8484 東京都新宿区歌舞伎町1-4-1
新宿区文化観光課「文化体験プログラム係」
TEL 03-5273-4069
FAX 03-3209-1500

 

 参加者氏名(ふりがな)、希望プログラム名、希望日時、郵便番号・住所、電話番号を忘れずに書いて下さいね。
 新宿区民優先にはなってしまいますが、区外の方だって参加できますよ。

 

 ところで、他はなんとなく想像出来ますが、“寄席文字体験”って何をするのでしょう?
 “寄席文字”とは、寄席で使われている、あのぎゅぎゅっとした迫力ある文字のこと。なんでも、客席の満員を祈って、あんなに隙間なく詰める書き方をしているそう。なるほどー、1つ賢くなりました! 『寄席文字体験』のコースでは、その書き方が教えてもらえるんですね。

 

 また、『染色~手描き友禅~』ではオリジナルの小風呂敷、『染色~型染め~』では手ぬぐいが作れるそうです。

 

 『寄席の楽しみ』では、寄席の歴史や、落語での扇子や手ぬぐいの使い方、その他裏話も聴けちゃううえに、参加者には、新宿末廣亭の期間限定入場優待券の特典もあるそうで、サービスし過ぎじゃないですか!?

 

 どのコースに応募しようか迷っちゃいます。
 なんだか小学生のときの校外学習を思い出すようなイベントです。いつもの日常に少し退屈してしまったときは、“初めて”に踏み出してみるのが一番かもしれませんよ。

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